食養生としての「ぼたもち」のお話

両国千歳の神社の中にある治療院⛩️

🌸食養生としての「ぼたもち」 

 お彼岸(春分の日)も過ぎ、あちらこちらで桜開花のニュースも聞かれるようになりました。東洋医学的には、この時期は、「肝(かん)」の働きが活発になり、それが過ぎるとイライラして怒りっぽくなったり、頭痛や睡眠障害、眼精疲労等が出やすくなると言われます。よく言われる自律神経の乱れが起きやすい時期ということになります。多くの人が新生活を迎えるこの時期、心穏やかに元気に過ごすために、予防としては、気分転換を上手くはかり、ストレスを緩和し、リラックスすることが重要になります。簡単なセルフケアとしては、深呼吸や軽い運動(散歩やストレッチ等)などが挙げられます。

 また、食生活にも気をつけたいものです。肝(かん)は、「酸(さん)=酸っぱさ」と縁が深いので、適度に柑橘系の食べ物を摂るのも良いですね。また、 彼岸と言えば、皆さんも大好きな「牡丹餅(ぼたもち)」、あんことして、邪気を払うと言われる【小豆】を使うため、ご先祖の供養として定着したものと思われますが、食養生の観点からしても、小豆は体内の老廃物や余分な水分を排出して、血行を良くし、【もち米】は滋養として「気」を養い、元気を与えてくれます。また、あんこの甘さは「脾(ひ)=消化器系」と関係が深く、胃腸の働きを整え、リラックス効果も期待できます。

 このように、季節の変わり目で心身の不調を起こしやすいこの時期(春分の頃)に牡丹餅を食べる風習は、理に適っていると言えます。因みに、春は「ぼたもち」で秋は「おはぎ」。その時期に咲く花に因んだ命名です。「牡丹餅」はこし餡で大ぶりで丸く、「おはぎ」は粒餡で俵形で小ぶりとの区別もあるようですが、最近はそこまでの違いははっきりしていないように思われます。こう話してきますと、では安心して牡丹餅をたくさん食べれば元気になる、と大食いしては「過ぎたるは・・・」で、お腹を壊すことになりますので、ほどほどに楽しんでください。

 

 さて、自律神経の乱れの改善は、鍼灸の得意分野の一つです。体調がすぐれない日々が続く場合は、ぜひ当院にご相談ください。

【杉山鍼按治療所】

東京都墨田区千歳1-8-2 江島杉山神社内 杉山和一記念館2F 

📞 電話: 03-3634-1055

⏰ 営業時間: 10時〜17

最寄駅:

 * JR両国駅 国技館出口より徒歩6分

 * 都営新宿線・大江戸線 森下駅 A5より徒歩8分

 * 墨田区循環バス 江島杉山神社内下車 徒歩5分

HP: https://sugiyamawaichi-hari9.jp